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保育士の魅力と大変なこと・・・
「保育士って大変そうだよね」「やりがいってほんとにあるの?」
保育士というとこのようなイメージを持たれる方もたくさんおられるのではないでしょうか。もちろん、大変なこともたくさんあります。ですが、保育士という職業はその倍、楽しさもたくさんあるんですよ。
この記事では、そんな「保育士に興味あるけど、迷っている・・・」という方に向けて、働く上での楽しさや大変なことを、私の実際の体験談とともにお伝えしていきます。
読み終わったころには「保育士って楽しそう!」と1人でも多くの方に思ってもらえれば嬉しいです。
子どもの成長を近くで見られる
保育士としてのやりがいNo.1といってもおかしくないこと。
それは「子どもの成長を近くで見られる」ことです。
それもそのはず、保育園では、多い子だと約11時間という長い時間を一緒に過ごします。
その生活の中で、
- 昨日まで歩けなかった子が、1歩、歩いた!
- 0歳の頃から見ていた子どもが成長して、「○○せんせい」と名前を呼んでくれた
- 縄跳びが飛べるようになった
など、毎日が成長の連続なのです。
子どもの成長は大人も驚くほどのスピードですから、ご家族以外にその成長を傍で見られるのは“保育士”しかないのではないでしょうか。
様々なスキルが身につく
保育士になった際、必要になってくるスキルがいくつかあります。
- コミュニケーション力
- 文章力
- ピアノのスキル(ピアノが必要ではない保育園もあります)
- 裁縫、製作力
まだまだたくさんありますが、簡単にあげるとこのようなスキルが必要になってきます。
「どれも、自分には難しい・・・」と思う方もいるかもしれませんが、
自然と身についていきますから大丈夫です!
というのも、最初から全てが完璧にできる人なんて一人もいません。みんながみんな何もわからない状態から保育士になり、先輩保育士と一緒に仕事していく中で自然と身に着けることができます。
そして、様々なスキルが身につくと、働く以外でも様々なことができるようになります。
例えば、
・コミュニケーション力がつく・・・人との関わり方がわかり、目上の人や初対面の人など、それぞれの立場に合ったコミュニケーションをとることができる。
・裁縫、製作が上手になる・・・保育園で裁縫をしたり、壁面を作ったりすることで、手先が器用になり、子どもや保護者にも喜ばれる作品が作れるようになる。
など、スキルを身につけるとプラスのことしかありません。
人とのコミュニケーション力があがる
先ほども伝えしましたが、保育士をしていると、人とのコミュニケーション力が何倍も高まります。
その理由として、保育士は一日の中で、「こども」「職員」「保護者」とそれぞれ違った形で様々なコミュニケーションをとる必要があるからなんです。
私自身も、最初はこのコミュニケーションの取り方がうまくいかず、相手に不快な思いをさせてしまったり、言葉が話せない小さい子どもとも、なかなか心の距離を縮めることが出来なかったりと、悩む日々が多くありました。
そんなときに先輩保育士から言われたことは、
「何よりも笑顔が大事。特に子どもは繊細で、大人が不安そうにしているとそのまま不安な気持ちを受け取ってしまうんだよ。だからどんな時でもとりあえず笑顔でいれば子どもは寄ってくるから大丈夫!」
でした。
その日から私は誰に対しても常に笑顔を意識して接するようになりました。そうすることで、子どもはもちろん、保護者の方も気さくに話しかけてくれるようになりました。
話す機会が増えれば、もちろんコミュニケーション力も自然と身についていき、改めて笑顔の大切さを実感しました。
人間関係に苦戦!?
ここまで、保育士の良さについてお話してきましたが、保育士という職業は全てが良いことづくしではありません。
その代表となるのが、人間関係です。
これは保育士だけに限らず、色々な職業で言えることだと思います。
私が保育士になりたての頃は、特に人間関係に悩まされることが多く、
- 〇〇先生、絶対私の悪口言っているよ、、
- ○○先生とは性格が合わないな、、、
- 先輩同士が仲悪いと近くにいるこっちにもストレスが、、、
と、考えすぎて疲れてしまうことも多々ありました。
(毎日胃がきりきりしてしまいます。)
ですが、これも考え方次第ではプラスに考えることが出来るのです。
「悪口言われているかも・・・」という考えをなくす。
所詮は職場内の人間関係。自分の任された仕事をしっかりとこなし、まじめに働いていれば、悪いことを言ってくることもないはず!というプラスの考えに変えました。
それに、何でもかんでも悪口行ってくる人は自分にとっても不必要なので、好かれる必要もないのです!
気楽に生きていきましょう。
性格が合わない人ともしっかりとコミュニケーションを重ねれば、違った一面を知ることが出来る
どんなに頑固な人でも、しっかりと聞く姿勢を見せれば、態度が変わることもあります。「合わないから関わらない」ではなく、「合う為にはどうすればいいのか」を考えてみると人間関係に悩むことも少なくなりました。
人間関係に悩んでいる・・・という方はもちろんのこと、保育士する上で人間関係が不安だなという方は、是非一度考え方を変えてみてください。
合わないということは自分に足りないところを持っている可能性もありますので!
先輩同士が不仲でもどうしようもない
A先輩がB先輩の悪口を言う。B先輩がA先輩の悪口を言う。後輩の私に同意を求めてくる。
このようなことは多々あります。
ここで大事なこととしては、1番の理想は否定することです。
「そんな言い方やめましょうよ」と。
ただ最初からできないという方もいるかと思います。
そう言った方は、まず同意はしない。そして、始まった瞬間遠くへ逃げる。
この2点を徹底してみてください。私はこれで先輩たちから愚痴の聞けない後輩と言う捉え方をされ、
先輩の愚痴の母数を減らすことに貢献しました、、、笑
終わりに
いかがでしたか?
保育士という職業は、まだまだ大変なイメージを持たれることも多いかと思います。
ですが、その大変なことを忘れるくらい、楽しいこともたくさんあることがわかったのではないでしょうか。
これから保育士を目指す!という方は、是非この記事を参考にしてみてくださいね。
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